「道後温泉」(松山)でひと風呂あびるか。
317号線を山越えして松山に向かったが、天候がくるくる変わる。
石手川ダム湖で休憩。このあたりの紅葉は見事。曇天だが、空が青ければ、紅葉はもっと鮮やかな朱色をみせてくれただろう。でも、これで十分満足。
(山越えのオアシス「石手川ダム湖」は散り行く紅葉を見せてくれた)
いくつかの峠を越え、さらに走って松山市内に。
「道後温泉本館」筋向いの駐車場に車を入れたら、駐車場の管理人いわく「残念ですねぇ。今日は年に一度のすす払い(大掃除)で休館日なんです。姉妹湯の「椿の湯」ならやっていますが」。
(年に一度の休館日で人気のない「道後温泉」本館。国の重要文化財)
「道後温泉」本館前の道を商店街の方に100メートルほど歩いて右手の「椿の湯」へ。「本館」は「坊ちゃん」のころから変わらぬ大きな木造の建て物で国の重要文化財、つまり「国宝」。「椿の湯」は1953年の松山国体の際に本館の姉妹湯として建てられたもので、鉄筋コンクリート造り。湯船のつくり、湯から上がったときの休み場など、本館のあの趣は椿の湯にはない。
そういえば、ずいぶん以前、出張で松山に行ったときにこの「椿の湯」に入ったっけ。
300円の入浴料を払い、貸しタオル(50円。小さな石鹸つき)を借りて風呂へ。本館が休みなので、毎日風呂に通う地元の人たちで椿の湯は混んでいた。泉質はアルカリ性単純泉。口に含んでみたがほとんど味もにおいもない。やさしい湯だ。
「いい湯ですやろ」、いきなり声をかけられた。70歳前後の年配の紳士が笑顔でこちらを見ている。どうやら、貸しタオルを頭に載せた見慣れぬ男を旅人と見破ったようだ。
「17本の源泉からくみ上げた20度〜55度の湯を集めて周辺の温泉風呂屋や旅館・ホテルに配湯しているので、本館も椿の湯も同じ湯ですがな」
「なるほど、なるほど」
「すんませんな。きょうは本館が年に一度のすす払いで…。代わって明日はこの椿の湯が大掃除ですがな」
「年に一度のイベントにぶつかるというのは、ま、ラッキーと言うことなんでしょう」と私。
「も一度、松山においでなさい。ぜひ」
その紳士はずっと笑顔を絶やさず、旅の男を思いやってくれた。
ホーッ…、身も心もぽかぽかになった。旅はいいなぁ、と実感するときである。

(「椿の湯」は道後温泉本館の姉妹湯)
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学生時代、練習船で真水の風呂が無くて入港するたびお風呂屋さんへ・・・。
で、松山港から皆でバスで行ったのを思い出します。
あの頃のままですねー。
今の方がちょっと綺麗かな?
尾道ラーメンも懐かしー。
今の仕事について、研修で尾道に1週間滞在した時、はまりましたねー。
これですよ、これ、毎日通い詰めました。
うーん、行きてー。
旅心を誘うなんてけしからんブログなんざんしょ!