2011年08月12日

寂しさ一番は被災者、二番は京都市民・・・被災松騒動


一転、使われるようになった。

津波で流された陸前高田の美林「高田の松原」の倒木だ。

いったんは京都の「五山の送り火」に被災松でつくった薪が使われるはずだったが、そのひとつ大文字保存会が放射能汚染を懸念する一部会員の指摘を押さえきれず、薪の受け入れを中止していた。

松からは放射性物質は検出されていなかった。

中止の決定に対して今度は京都市民含む多くから抗議の声が寄せられ、一転、受け入れることになった。

あちら立てればこちら立たず・・・

左右からのフックで痛い目にあった保存会。

しかし、どだい五山の送り火には「魂を慰める、国家安寧を祈る」の意味がある。

大本から考えて判断すれば、こんな不毛の混乱を招くことはなかったものを。

寂しさを感じた順で言えば一番は被災者、次が京都市民だろう。

「京都市民として恥ずかしい」という声が多かったと聞く。

posted by kathy at 10:27| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一転。と思ったら、また一転。放射線検査の結果、樹皮にセシウムが検出されて、使わないことが決まってしまいましたね。
一連のバタバタを見ていると、被災地の人々の思いが無視されているとしか思えません。
彼ら、彼女たちの心は、何度傷つけられたことでしょう。
“声の大きな人たち”に思い遣りの心が欲しかったですね。
Posted by honeycamiya at 2011年08月13日 17:20
またどんでん返しでした。
我々には安物のドタバタ劇に見えますが、当事者(出演者)たちは大変でしたね。
「仮に1キロ食べてもとるに足らない量」(京大名誉教授)との専門家の見方もありますが、もうここまでくると科学ではなく文化の話かも。
しかし、陸前高田市長の言う通り、「善意でスタートしたものだけど結果として風評被害を拡げる話になった」ので、もうこの件はあれこれ書かない方がいいでしょうね。
Posted by kathy at 2011年08月14日 05:47
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