2011年10月26日

NHK【放射線大丈夫?日本列島・食卓まるごと調査】


地産地消というわけでもないが、以前からできるだけ地元で採れた野菜やサカナを食べるようにしている。

流通ルートが短いほど新鮮なものが手に入るからだ。

それは原発事故が発生して以降も変わらない。

  「わが家の食卓はどの程度放射能の影響を受けているのだろうか」

たまにはそんなことも考える。


その疑問にま正面から向き合う調査をNHK「あさイチ」がおこなった。

ご覧になった方も多いと思うが、17日放映の【放射線大丈夫?日本列島・食卓まるごと調査】。
北海道から広島までの7家族のふだんの食事と飲料水に含まれる放射性物質の量を1週間分調べたもので、サンプル数は3食×7日間×7家族=147。

この中には福島県に住む2家族の食事も入っている。

統計的には一応使えるリサーチだろう。


その調査で注目される結果が出た。

147サンプル中5サンプル(5家族で各1食)にごく微量のセシウム134、137が出たものの、他の142サンプルはいずれも数値ゼロだった。


通常、調査機関に持ち込まれる野菜、肉、サカナなどはそれぞれ単品ごとに検査される.

これに対して今回は、食べている状態、つまり1食ずつを丸ごと計った。

通常は1回20〜30分の検査だが、今回は念入りに2時間(7200秒)かけている。

食材単品ではなく、「食卓」の安全性を確かめたい、とのネライからだ。



「あさイチ」という番組には分野やテーマごとに多くのディレクターがいるはず。

掘り下げが浅い「軽〜い」特集もあるが、今回は視点も調査方法もよかった。

担当したディレクターの高い問題意識と熱意を感じる。

番組に同席した専門家も「一番やりたかった調査ですが、あさイチに先を越されました」と脱帽。


視聴者の中には「147サンプルじゃ少ない。日本の3000万全世帯でやるべき」と言う人もいるだろう。

それを「ヒステリー」とは笑えない。

受け取り方にも心配度にも個人差があって当然だ。

一方ではこの特集を見て日本の「食卓はそれほど汚染されていない」と思った人も少なくないはず。



福島県の南の茨城県は、1都6県の中では環境放射線量がもっとも高い。

そこに住んでいながら不安は特に感じなかったが、あらためてわが家の食卓も問題ないと思わせてくれた番組だった。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【放射線大丈夫?日本列島・食卓まるごと調査】

      http://www.nhk.or.jp/asaichi/2011/10/17/01.html


posted by kathy at 11:21| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
原発事故当初に比べれば、野菜はかなり安全になっているようです。
今もっとも危険なのは太平洋岸でとれた魚介類だそうです。
放射性物質は拡散して全国に流通し、関東近県だけではなく全国的に汚染が進んでいるように私は感じています。
いずれにしても、われわれ中高年にはそれほどの影響はありません。
小さい子どもを持つお母さんたちは、出口の見えない不安の中にいるようです・・・

Posted by 響 at 2011年10月26日 22:29
おはよ〜、響さん!

農産物でいま引っかかっているのはキノコとお茶くらいですかね。
水産物だとサンマ、カツオ、マグロなどの回遊魚は問題ないのですが、福島近海の地魚やワカメなどの海草類が要注意かもしれません。
現にカレイ、コウナゴ、メヒカリなど海底にへばりつくものや魚体の小さなサカナの漁は禁止されています。

ただ、これまでに降った分は半減期を繰り返してどんどん減り、海に流れ込んだ分も「母なる海」が深い懐で薄めてくれます。
再び水素爆発でも起きて大量の放射性物質があらたにばらまかれない限り、いずれ福島のサカナも不安なく食べられる時期が来るでしょう(広島の牡蠣がおいしいように)。
それまでは小さな子どもを持つ親は、役所任せにせずに自分で調べ、判断して「安全な暮らし」をキープしてほしいものですね。

kathyよりずっと若い響さんはまだお子さんが独り立ちしていないはず。 がんばっぺ!
Posted by kathy at 2011年10月27日 06:59
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